元記事はこちら。 Chromium Blog: Under the hood: How Chrome’s ad filtering works
自分の理解のため読んだ記録に。 ※翻訳者は中の人でもなければ、ガバガバ翻訳なの※
web 上の多くの広告はユーザエクスペリエンスを尊重している。が、ここのところ邪魔なんだけど!と聞いていて、昨年 6 月に発表した( Chromium Blog: Improving advertising on the web )けど Chrome で Better Ads Standards ( The Initial Better Ads Standards - Coalition for Better Ads )に従ってない広告を消すようにしたよ。
Chrome が守っている詳細は前に説明した( Building a better web for everyone )けど、このアプローチがリリースされる 2 月 15 日が近くなってきているので、今日はどうやって動いているかを説明するよ。
Better Ads Standards って何?
オンライン広告のユーザーエクスペリエンスを向上させるための、業界団体が定めるもの。4 万人以上の北米・ヨーロッパのユーザにアンケートを取って、様々な広告について評価をしたよ。 一番迷惑だと評価されたのは全画面広告( Ad Experience: Prestitial Ads [Mobile] - Coalition for Better Ads )とフラッシュアニメーション広告( Ad Experience: Flashing Animated Ads [Mobile] - Coalition for Better Ads )だったよ。
詳しくはこっち( The Research - Coalition for Better Ads )をみてね。
そんな Better Ads Standards に違反する広告のいくつかは、そもそも広告自体に問題があるけれど、ほとんどはサイトの所有者が制御しているよ。思うに、広告が密集していたり、カウントダウンするような広告だったり。
この Better Ads Standards の結果を受けて、多くの迷惑な広告からユーザを守るアプローチを Chrome でやるよ。Better Ads Standards に準拠しているか評価して、発生した問題をサイトに報告、問題に対処する機会を提供し、それでも継続していたら広告の削除を行なうよ。
違反サイトの評価
サイト上のページのサンプルを調査して評価するよ。見つかった Better Ads Standards の問題に応じて、サイトが合格、警告、失敗のステータスに評価するよ。
サイトの評価ステータスは Ad Experience Report API ( Introduction | Ad Experience Report API | Google Developers )を通してアクセスできるよ。
サイト所有者は詳細な結果を見るために、 Google Search Console の Ad Experience Report ( Web Tools - Web Tools )の中で確認できるよ。ここで、再審査をしたりもできるね。
ネットワークレベルでのサイトのフィルタリング
Chrome ユーザがページに移動すると、 Chrome の広告フィルタが、ページが Better Ads Standards に違反してないかを確認するよ。このとき、ネットワークリクエスト(JavaScript や 画像たち)は広告関連 URL と一致しているかチェックするんだ。マッチした場合、 Chrome はそのリクエストをブロックして、広告を表示されないようにするよ。
この広告関連 URL は EasyList フィルタルール( EasyList - Overview )に基づいていて、 Google プラットフォームの AdSense や DoubleClick も含まれるんだ。
Chrome でこれがどのように見えるのか?
ここまで紹介したアプローチで Chrome は広告を自動的にブロックするんだ。少なくとも 1 つの広告がブロックされると、 Chrome はユーザにブロックした旨を伝えるよ。広告を許可するオプションもあるよ。
デスクトップユーザなら Chrome のアドレスバーにでるポップアップブロッカーと似たような通知を出すよ。Android ユーザの場合は画面下の小さなインフォバーで表示されるね。
初期の結果ではユーザのために良い進歩
この操作の結果で Chrome ユーザは Better Ads Standards に準拠していない広告は見えないことになるが、私達のゴールは全ての広告を見せないことではなく web ユーザのエクスペリエンスを向上させることだよ。( The browser for a web worth protecting )
2 月 12 日時点では Better Ads Standards に違反していたサイトのうち 42% は既に合格しているよ。これは私達の望んていることで、迷惑な広告体験を修正し、全ての web ユーザに恩恵をもたらすんだ。
違反に関する通知を受けてから 30 日たってもサイトが修正されなければ Chrome は広告をブロックするよ。
私達は迷惑な広告体験から以降する早期な結果を持って、業界と継続的にやり取りし、 Chrome の広告フィルタ機能が不要になる未来を目指しているんだ!
エンジニアリングマネージャーの Chris Bentzel さんが書きました。