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残念ながら ISUCON 7 は予選敗退で幕を閉じた

この記事は公開されてから1年以上経過しており、最新の内容に追従できていない可能性があります。

ISUCON 5, ISUCON 6, と引き続き ISUCON 7 に参加しました。

ISUCON についてはこのあたりを見ると良いです。 ISUCON7 まとめ : ISUCON公式Blog

今回もぼっちーむを回避して、会社の人と組んでいきました。前回の ISUCON 6 と同じメンバーです。

過去の参戦レポはこのあたり参照するとよいです。

今回は、ぼくの参戦時間が実質 3 時間程度、少ない時間しか当てられませんでした。 (ぼくからみた義親、つまりは妻の両親が家庭訪問という重大なイベントが発生して、椅子コンよりも優先度高めだった)

当日までにやっておいたこと

メンバーで集まって、何度か方針や準備するものについて話あっていました。準備するのは当日にあたふたしないように、ある程度は機械的に出来るように、というところからです。 具体的にはこんなものが挙がりました。

  • さくらクラウドのアカウント準備
    • クーポン投入
    • お金をケチらない気持ち。必要なら大規模マシンで殴って戻すことも視野に。
  • 個々人の環境
    • ISUCONイメージがさくらクラウドから提供される?情報まち。
    • されないならubuntu使って空っぽマシン用意
      • 中身をがばっともってくる
  • 簡単に色々なログ仕込める君
    • スクリプトとかansible的なやつでやりたいよね
    • mysql-slowとかアクセスログとか。
    • CPUとかメモリ、ネットワークの様子もみたいよね
    • プロファイリングツールの準備
      • alp
      • new relicをいれたい
        • 準備だけしておきたい
        • PHPの計測もできるが細かに計測する記述をしないといけない
      • Kibana
        • mysql も
        • td-agent でいろいろ飛ばせば全部見れる
  • ssh公開鍵の準備
    • 鍵をcurlするだけでつなげるような状態にしたい
  • gitリポジトリ作る
    • 鍵とssh-configとを準備する
  • つけるべきHTTPヘッダの整理
    • 304 not modified, expire + etag
    • 200 ok
    • 301 / 302 転送
  • 画像圧縮
    • ツールや構築の下準備
  • ご飯@ランチの用意
    • 当日朝各自で買ってこよう
    • 大人なのでお菓子とアルコールはご自由に!
  • FWになれる
  • 実装の読み解き
    • 頭の中でやるとつらい
    • ホワイトボードに書こう
    • 付箋を使おう
  • 当日の流れを作っておく

ISUCON のたびに毎回考えるのはアレなので、そろそろメンテしながら使いまわしをしていきたい所存。

それと、練習しよっ♡、なんて言ってたけど結局一回もやってない。いや、環境構築までは一回やった。 vagrant-isucon という素晴らしいものがあって、これを使わせてもらった。当時行われた時の得点まで伸びはしないだろうが、何をしたらどう伸びるのか、という部分は見ていける、便利ちゃん。

matsuu/vagrant-isucon: ISUCON過去問を構築するためのVagrantfile集

ちなみに結局当日になっても、このリストの大半は実施あるいは準備されませんでした。。熱量の違いだったり、そういうアレ。

当日にやったこと

合流したのは18時過ぎ。それまでに以下のことをチームメンバーが進めていました。

  • phpへの切り替え
  • リポジトリの準備
  • /messages/ の N+1 の解消
  • インデックス設定
  • 画像ファイルを DB から取り出し DB に保存しないようにする
  • nginx, mysql, php-fpm の微調整

合流したときにはスコア的には 1 万くらい? ( っ˘ω˘c).。o○( なんでスコア伸びてないんだ…? )

そこからはこんなことを進めていきました。

  • 画像圧縮するしないで揉めてたっぽいのでやるなって言った
  • それするより画像に 304 つけろって言った
  • LINE 通話をつなげた
  • ハッピーターンでお腹を満たす
  • /fetch の N+1 改善
  • nginx の設定サポート
  • /message や /login あたりの微妙な改善

時間も少なく、現場まで合流するのは厳しかったのでリモートで作業せざるを得ませんでした。チャットだけでも良かったんですが、声が繋がったほうが何かと便利なので LINE 通話を PC で繋ぎっぱなしにして、あーだこーだ言いながらやってました。

最終スコアは 37000 くらい、だったかな?(結果一覧に出ている点数と微妙に違うっぽい?)

ISUCON 5 とくらべて、アプリ上の実装の問題はほとんど消化できたと思っていて、そのあたりは前回からレベルアップしたと思う(チームとして)

画像の304については理解が浅くて結局出来ていなかった。周りの攻略記事を見ると、ここが出来る出来ないでスコアが大きく変わっていたように思える。最後までベンチマーク実行結果に icons のレスポンスが遅くて~、とあって、これが改善できないともうスコア伸びないってのは分かっていたけど、いろいろなものを信用しすぎて何も動けなかった。

結局よくわかんなくて合流してからずっと右往左往したところがあって、ベンチマーク時に 2 つチェックいれたらどうなんねん、というところ。リバースプロキシしてバランシングしたり、外したり、そもそも設定うまく行かなくて、だいぶ時間がかかった。結局 2 つチェックいれたらベンチが倍速になってスコア上がるんかな?どこかに説明あったっけ(見落としたかも?)

サーバ構成的には AP + AP + DB という、多分他と同じ構成。

次に向けて

ISUCON が来年も実施されるかわからないけれども(ものすごく楽しいイベントなので実施されてほしい)、自分のスキルアップはもちのろん、チーム側の意識・熱量・レベル感が合ってないどうすっかなあ、というところをやっていかないと勝てないだろうなって気持ち。例えばあった話だと、とりあえず画像圧縮してプロキシキャッシュすれば勝てるやろ~~、とか真面目に雑な話をしている人とか。19時くらいになってわかんないからスロークエリ入れるか~~~とか言ってたり、先やれよ。とか。うごかないんだけど見てくれ~って、別にこっちも分からないから都度調べてるんだけどなあ…。とかなんとか、こんな人と仕事していたのかとか云々。余談が過ぎた。ようは 3 人で役割を分けてそれぞれ最高のパフォーマンスをしていくべきで、それは 2 人になっても変わらなくて、ぼくが居ないまたは手が出せない状況だろうと頑張ってくれって気持ち。なのでそれが足りないっぽいのでチームビルディングというか、そういう類の云々がだめだめだったんだろうなあ~~。

もし次があったとして、次も同じチームででるかっていうと怪しく、楽しく全力で戦えるチームで出来るといいな。どんどんやっていこう。 結果として ISUCON 7 は予選敗退だったけれども、俺の、俺たちの、 ISUCON 7 はまだ終わってない!(練習しよ

そんなポエムで〆


ISUCON 運営の人たちメチャ忙しいと思いますけど、こうやって今年も楽しいイベントを開催してくれてありがとうございました?