パイプつまりを解消するまでの戦いの記録

状況

10年近く排水管掃除をしていなかった。ここ何ヶ月かで急につまりを感じるようになる。

特にここ最近は、キッチンシンクの水の流れが非常に悪くなってしまった。具体的にはシンクについている防臭トラップを外すとゴボゴボいって流れたり、それでも放置するとチョロチョロしか流れなかったり、という感じになっていた。

おそらくダブルトラップという状態になっていて、配管のどこかで油を中心とした何やらが張り付いてトラップが出来てしまっているんだと思う。

対応1

とりあえず、定番のお湯(水)をたっぷり溜めてだば〜を実施。なんとなく流れがよくなったような、よくなってないような。体感は変わらず。

対応2

パイプ掃除系のやつを放り込む。

これでも置くまで届かないので、入口付近のものが溶けたやつが置くで詰まってまた固まって悪化しそうな気がする…。

1晩置いてみたものの効果はとくになし。

対応3

サクションポンプを使って水流や圧力を与えてみる。こういうやつ。

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吸い出す分には問題ないし、これが本来の使い方。でも効果は特になし。

押し出す圧力をかけた場合には、シンク下から排水管につながっているところのゴムがスッポーンと抜けてしまう(テープ止めも難しいポジション)ということがおきたのでうーん。。

対応4

ワイヤータイプのやつを突っ込む。

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これは以前、賃貸のマンションに住んでいたときに風呂場が詰まってしまったことがあって買っていたやつ。ぐるぐるしてもなかなか奥までいかないため、つまりには効果がいまいちだった。 あと隙間にめちゃくちゃ挟まって、後片付けが面倒すぎる。

対応5

大本命、高圧洗浄。

何かと掃除に便利だろうとケルヒャーを持っている(実際には洗車にしか使っていない)

ケルヒャー公式のパイプクリーニングホースもあるけれど、見るからにホースが固くて、クソデカ配管でしか役に立たない。説明にも屋外の配管洗浄に便利です、と書いてある。日本の典型的な住宅の排水管には不向き。

パイプクリーニングホース 7.5m - 高圧洗浄機用アクセサリー - 高圧洗浄機用アクセサリー | ケルヒャー

で、こういうときにはスズランノズルがついていて、ホース自体もやわらかいこういうやつ。

排水管の洗浄にはスズランノズル - YouTube

ケルヒャー用のアダプタをつけた完成品を売っている業者もいるので、そういったところから買うとお手軽。私は1分10mのものをメルカリで買った。17500円

実際の手順としてはこういう具合:

  1. 出口を探す。キッチンから水を流し、外の桝を一個ずつ確認。
  2. 高圧洗浄: 内から外へ
  3. 高圧洗浄: 外から内へ

内から外への高圧洗浄は、どちらかというとキッチンシンクよりの配管を掃除する名目。

スズランノズルが後ろ向きに水を出すので、雑に入れるとどんどん進んでくれる。たまに引っかかるので、引っ張り出してまた入れて、を繰り返すとどんどん奥へと行ってくれる。

順調に掃除が出来ていると、透明や白っぽい水ではなくて、白い塊(油)や茶色い液体が流れてくる。そうなったらその位置でゆっくり前後に動かしてきれいにしていく。

で、あるとき、水が出る音がシュワシュワシュワじゃなくてゴボゴボゴボと聞こえるようになるので、そうしたら水に埋まってる合図。もうちょっと頑張るとつまりが抜けるので、排水の勢いに気をつける。

一回やって終わりではなくて、奥へ行けるところまで行く。いけなくなったらゆっくり戻しながら水を出し続ける。入口まで帰ってきたら、シンクに水を流す→桝から流れてくる様子を見る。汚れが流れてくるのでもう一回高圧洗浄を入れていく。

というのを何度かやって、白い塊や茶色い液体が出なくなれば完了。

結果

かかった費用は、専用ホースの17500円だけ。人件費や電気水道代は計算が難しいが、実際の作業時間は片付け込で4時間くらい。

特に配管の高圧洗浄は未経験なので、いまいちこれでいいのか?みたいなところはある。これ以上はいらないな?と思っても一回引いて押したら入ったり、実は油がいて進めなかったり、押し込んだら進んだり、謎。フレキシブルに動かして入っていけるカメラがあると、実感が得られていいかもなあ。

とはいえ、つまりらしいつまりはなくなったので、これで勝ち。

参考にした動画など

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