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デッドラインドリブンと見積もりドリブン

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外部との約束だとか、何かしらの事情でタスクに割り振れるリソースの上限を作るタイプのいわゆるデッドラインドリブンではなくて、タスクがどのくらいのリソースを必要とするのかを見積もりした上でそれにそって進めましょうという見積もりドリブンになるといいなと。これは日数的なものでもそうだし、人とかお金とか。

例えばデッドラインが見積もらなくてもわかるくらい遠いものだったらそのままでもいいかもしれない。けれども実際そういうケースはあんまりない、ような気がする。

改めて思えば、例えばPCのスペックなんかもそうかもしれない。何かしら仕事の都合で、メモリ4GBのマシンでよろしく!と渡されたらうわ!と思うけれど、32GBのマシンでよろしく!と渡されたらはいどーも、と。これはやろうとしている仕事にもよるけれど、昨今ではエクセルサクサクには4GBでは足りないという話もある。じゃあいくら必要なのかと言われると色々調べないとわからないけれど、ざっくり見積もりで、OS等々で2GB、ブラウザで2GB、とこの時点で4GB。ここからエクセルで2GB。合計6GBで、これが最低ラインですね、みたいな。

システム開発の現場でも一緒で、これこれこういう機能を1ヶ月後にリリースしたいです、と詳細を色々詰めて技術的なアプローチも考えたけど実装に4人チームで2ヶ月です、ともなれば間に合わない。単純に倍速が必要なので4人いれましょう、とすると今度はオンボーディングコストがかかる。例えばオンボーディングに1週間かかります、だとしたら少し溢れてしまうし、実際にはコミュニケーションが増えてより遅くなる可能性もありえる。そのままスタートすれば間違いなく残業コースだし、バグが起きないとも言えない。4人チーム2ヶ月という見積もりなので、2ヶ月後リリースにしましょう、が良いとは思う。

そうはいかない場面だったら例えば機能を削って最小限価値ある状態でリリースできないか、とか。こういう形がUIもUXも最強なんだよな!!!じゃなくて、この機能はこういう価値を提供するためなので、最悪これがなくてもいい、という部分はあるはずで、それは最初のリリースでは削れる部分のハズ。PCの話で行けば、サクサクになるためにメモリを増やすけど金額が上がるのでどこかを落として金額を下げられないか、みたいな。例えば型落ちで重量のあるでかいノートPCでもいいだろうかとか。

全ては天秤、バランス、トレードオフなので、我々は何を大事にしているのか、を最初にみんなで合意を取って(定期的に見直して)、何かのために何かを犠牲にする必要がある場面では、それに従って動くようになるといいな〜、と思ったのだった。