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妻と娘と猫と横浜あたりに住んでいます。最近は Go や Kubernetes や GCP をしています。

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考古学というスキル


作ってからある程度の期間が経過した物を見直すと

  • 「なんでこういう作りにしたんだっけ」
  • 「どういう背景があったんだっけ」
  • 「どこに実態があるんだっけ」

といった「なんでだっけ?」が、担当者が居なくなった、記憶を失った、別チームに移譲された、チケットやコードなどの管理システムが変わった、などなどの理由から発生しがち。

そういった部分に手を入れるときに「なんでだっけ?」を解消してから前に進めたいので、いろいろなものから理由を探す。

これを個人的に考古学と読んでいる。

この考古学には通常のシステム設計だとか、エンジニアリング的な知見だけでなく、別の要素が必要になってくる。例えば…

  • 当時の担当チーム、担当者の特定
    • その人達に聞くのはもちろんだけど、その人達がやりとりしていた形跡を探す
    • “犯人” を探すわけではない、見つけたところで状況は変わらない
  • ドキュメントの横断的な単語のあいまいな検索
    • 「cron」「定期」「時限」「タイマー」とか、単語がまるまる違う場合もある。
    • コード上、リポジトリ上(コミット履歴)、コード管理ツール(Pull request, Issue, Discussion, Wiki等)、ナレッジベース(wiki)にある、チケットにある、GoogleDocにある…etc
  • コードの履歴を遡る
    • コミット履歴、プルリクエスト
    • いつからそうなったのかがわかる
    • ある時点では別のリポジトリにあったコードを移行してきた、とかだと手強い。別のリポジトリも見に行く必要がある。
  • チャットツールを遡る
    • XXXをつかっててZZZに移行した、とかありそう
  • これらの組み合わせ
    • コードからコミット履歴、コミット履歴からプルリクエスト、プルリクエストからチケットリンク、チケット番号でチャットツールを検索
  • 見つからない場合にどうするか
    • あんまり話されずに最初からそうなっていた可能性もありえる
    • 決めの問題かもしれないけど、他の部分との整合性とか…じゃあそっちはどうなってるのとか…

歴史が積まれて規模が出てきた実装に対して、考古学というスキルが必要になってくるはず。人数の規模で押せるならそういった役割を担う人、チームがあってもいいんじゃないだろうか。