1年前は日本語メインのチームにいた
もともとバックエンドもバックエンド、どちらかというと裏方なサービスの開発をしていて、日本語ネイティブなメンバーで構成されたチームで日常会話はすべて日本語だった。コードコメントやドキュメントはなるべく英語で書いていた。(他のチームでも見るだろう、将来的に非日本語話者が入るだろう、などの背景から)
会社としても非日本語ネイティブなメンバーが増えてきており、英語のトレーニングなども徐々にあって受けていたりもしたけれど、もともとの英語力はさっぱりではないくらいには無かった。
- 読み書きはかんたんなものは読める。
- 翻訳ツールだとかを使いながらなら長文もなんとかなる。
- Stackoverflowだとか英語のドキュメントを開くのに躊躇がない。
- 話すは自分のわかる領域ならぎりぎり伝えられなくもない。
- オススメの飲み物はなんですか、じゃあそれで、くらいは言える。
- デイリースタンドアップのような、昨日やった今日やる、とか。
- 聞くのは結構さっぱり
- ゆっくりしゃべってくれれば少しわかる
- 映画で多少鍛えられているような気もするけれど基本字幕見ているので微妙。
- 知らない単語が多すぎて爆死
社内のテストでCEFR(的なもの)を測るものがあって、A1とA2の間くらいだった。
どうやってトレーニングをしたのか
基本は社内のトレーニングで、毎日1-2時間くらいやっていた。単語本を見て、聞いて、読んで、コーチに送りフィードバックを受ける。お題(質問文)が出されて作文して読んで返す。フィードバックを受ける。などなど。
他にも気が向けばお風呂の中で今日のことをざっくり英語で振り返ってみたりしていた。これの残念なところはフィードバックが何一つ得られないので修正ができない。
最近だと、簡単な日本語になっていない文章は、英語にしようがないなと感じていて、そもそも日本語を書く話すを考えている気がする。すごい意識をしているわけではないので気がしているだけ。
英語学習法みたいなのをいろいろ見ると「〇〇(任意のソリューション)がいいぞ!(個人の感想)」が無限に出てくるけれど、人によって合う合わないがある気がしているので、自分がどのように学ぶのが身につくのかを考えた上で取り組むのがいいと思う。それでいて、読み、書き、話す、聞く、全部違うスキルなのでそれぞれ適したものがある、はず。例えば映画を無限に見ると聞くはできそうだけど、読み書き話すはそんなに成長しないんじゃないだろうか。
あとはググっていると「ネイティブはそう言わない!」が出てくるけれどネイティブになりたいならともかくあんまり気にしなくていいと思う。別に日本語でてにをはが間違っていても違和感はあるけれど言いたいことはわかるのと同じだと思っている。それなら留学なのかワーホリなのかインターンシップなのかホームステイなのかわからんけど現地に行って全身浸かるのが早そう。
チームを移動したら英語コミュニケーションが必須だった
2020年7月から10月末まで育休を取っていて、その後、チームを移動することになった。
新しいチームでは、ユーザに直接価値が届くようなサービスを作るチームで、プロダクトをやっていくぞ〜〜というような全然雰囲気の違うチームだった。更に大きな違う点は日本語ネイティブな人が全然居ないことだった。数名いたけれど後にチームを去ったり、そもそもチームに属していなくて手伝っているような人とかだった。
テストをしばらく受けていないけれど、そういったトレーニングが一通り終わったあとで、日本語メンバーもいるしなんとかなるかも…?という謎の自信があった。
いざチームに入ってみると、こちらが分かってない(英語力が低い)という前提をもってもらっているので、何かと説明がゆっくり簡単丁寧になりがちですごい助かった。こちらが話すことも、それってつまりこういうこと?とか、逆に日本語も英語もかなり使えるメンバーもいて、どうしてもわからん〜〜〜日本語でごめん!!!といって話して、翻訳してもらったりしている。
幸い、このコロナ禍も相まって、リモートワークなので、ミーティングツール(GoogleMeet)で字幕を出せることでかなり助かっている。個人的には日本語だとしてもリアルタイムの会話で返しに詰まることがよくあるので、議事録というか、そういうなにかで一時的に考える時間が欲しい、というのがあって、そういう部分でも字幕がめちゃくちゃ効いている。ちなみに、自分が喋っているものも字幕でるので、はてさて発音はどうかね??と見ることもできる。だいたいズタボロ。
なんだかんだ1年くらいたったけれど、仕事は進んでいるし、お互いに何をやっているかもわかるし、そんなに大きな問題は起きてないような気もする。少なくとも半年前くらいの前回の評価タイミングではそういう課題感はもらっていない。実際には、深い議論ができないとか、レトロスペクティブでうわ〜〜〜みたいな喋られるとまったくついていけないというのはあって、ちょっと困っている。いや、困っていた(過去形)
なんか英語耳が進化したっぽくて、ここ1-2ヶ月は急に何を喋っているかがわかるようになってきた気がするし、自分が伝えたいこと喋りたいこともちゃんと言えてきているような気もする。具体的にはデイリースタンドアップとかで喋っていることが、最初はほげほげ〜で、字幕を見て理解する、みたいなところが、字幕OFFでもまあまあわかるぞ、というくらい。
で、今はどれくらいできるの?
- 読み書きはまあまあ読める。
- 長文は結構体力使うけれど読めるし書ける気がする。面倒なときは諦めてツールに頼る。
- 話す聞くは普通にコミュニケーションできるくらい
- 早口すぎるとわからないので
ワッツ!!!!Sorry, I couldn’t catch upとか言ったりしている。 - まれに会社に行ったりしてオフラインでも話したりするけれど、ドキドキしながらなんとかなっている。
- 日によって、今日は英語行けるぞ…!という日と、今日はだめだこりゃという日がある。
- 早口すぎるとわからないので
- ボキャブラリーが課題
- 言いたいこと、伝えたいことがあるけれどこれなんていうんだ!?!?みたいなのがたくさん
そのうちまた社内のテストを受けて立ち位置を知ろう。
これからどうするのかどうなるのか
英語できたほうがいいよな〜〜〜とぼんやり思いつつもあんまり気合が入らないので積極的に学習とならないのがうーん。 とはいえ、もう少しなめらかにコミュニケーションしたいので、語彙を増やすとか、それこそ資格とかスコアが明確に出るものを目指すとか何かしらの目標を持ってなんとかしたほうがいいかな〜〜〜と思っている。
会社としてももっと英語メインなところでやっていくのかとか、なんかそういうのは全然わからない。もう少ししがらみが無かったら大胆な決断はしやすかったけれど今はちょっと難しい。