PC版ウィッチャー3のメインストーリークリア報告、あるいはプレイレポート

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PC 版ウィッチャー3 クリアしたよって報告。ネタバレを回避するぎりぎりを行く。

DLC なし。攻略サイトも特に見ていない。

総プレイ時間は 105 時間。一日 2-3 時間くらいでちまちまやったり、途中でモンハンやったり、マインクラフトやったり、いろいろしてて、プレイ期間半年くらいかかった。

 

難易度はストーリー+バトル。 たまに事故死したけれども水や肉をモリモリ食べて、クエンを張って。蘇生のスキルもあったのでそれで後半はほぼ死亡事故なし。なお転落死は何度もしている模様。意外と行けるだろって高さで体力がモリっと持っていかれるのよね・・・。

 

エンディング分岐はハッピーエンド・・・なのか・・・?一番大きなエンディングスタイル以外にも、そのあとに出てきたお話はこうなった、みたいな絵巻を見るとこっちの結末も選択肢次第では大きく変わったものになるんだろうな。ゲラルト本人は放浪の旅 END 二兎を追う者は一兎をも得ず、とはよく言ったものだ。

(前作を知らないけれど、事情聴取の様子から)そもそもウィッチャーの世界でハッピーエンドという概念はない、だろう。誰かから見たらそれはハッピーなのかもしれないけど、もっと広い目で、あるいは別の視点でとらえるとそれは別にハッピーではないのでは・・・?

ストーリー中でも幾度となく、そういった選択肢が提示されていたように感じる。一方を生かすと後で怒られたり、報酬が出なかったり。良い方、良い方に行こうとしても、それが本当に良い結果に繋がるのかまったくわからなかった。もうちょっと具体例でいくと、人助けたわ~~~って思って後日その村に行く、ストーリーが進んでからいくと、崩壊したり敵対してたり、とかそういう。

 

サブクエストや収集品はほぼ回収した、と思う。掲示板やストーリーの過程で発停するサブクエストはすべて完了した。

序盤であった盗賊を馬で追いかけるクエストは失敗した、馬の操作になれていなかった。あとはクエストの過程で魔術師と道を違える結末になってしまった。ラブシーンも過ごした、敵対するべきではないキーキャラだったと思うのだが、上記のような、当たり障りのない正義感を貫こうとして失敗してしまった。

一部見つからない、地図が購入できてない猫流派の最高級は未回収。収集でいけばスケリッジの ごみ拾い 密輸品拾いが一番面倒だった・・・。船は事故るわドラウナーとセイレーンに囲まれるわ、もうやりたくない。

 

最終的な装備品はグリフィン流派の最高級一式と、猫流派の石弓。 武器にはゾリアのルーン大を全枠埋めて、凍結させながらガンガン押す。防具側はイグニの刻印大で、ファイアーー!燃やすか凍らすかどっちかにしろ感ある。

最終的な馬装備はゼリカニア一式で、ずっとグリフィン討伐の証をつけていた。凍結+流血+切断+炎上で、戦闘を楽にしていく気持ちの表れ。馬装備でいくと、早めの段階・・・、レベルにして15くらい?のときにゼリカニアの鞍袋を入手したので、重量にはほとんど困らなかった。

探索しまくって途中の商人や鍛冶屋で武器防具道具ほぼ全て売却していた。レリックの装備だけサブ用として持ち歩いてたが、資金が安定してきて修理道具が安定して持ち歩けるようになってからは不要だった。それでも一応倉庫に貯めたけど、飾る場所もないしなあ・・・。

道具や素材に関して、クリアしてからのことを話すと、商人や鍛冶屋、薬草医から購入することができ、集めることは不要だった。チェストなど、拾った素材に関して、あまりにも高いもの(宝石の類)やモンスターのドロップ素材以外は全売却でいいんじゃなかろーか。

 

クリア時のレベルは 35 でステ振りはこんな感じ。

  • 戦技
    • 小攻撃をフル強化
    • 反撃 3
    • 反射神経 3
    • 冷血 2 (使ってない)
    • 不屈の精神 5
    • 蘇生 5 (めっちゃ助けられた)
    • 精神集中 5 (蘇生とのコラボ狙い)
    • 防御力消失 5
    • 火流 3(使ってない)
    • 幻惑 3
    • 操り人形 3(装備したけどほぼ使ってない)
  • 錬金術
    • なし
  • 全般
    • 憤怒 1 (序盤だけ使用)

赤枠が3つ、青枠が1つで、印力+40% 攻撃力+120% になった。力の場もすべて回収した、はず。

 

戦闘に関しては、霊薬を飲まない+爆薬もほぼ使わない、圧倒的パワースタイル(でも装備は熊流派ではない)というスーパーゴリ押しスタイル。パワースタイルならもっと戦技を洗練して選び、装備も熊流派にするべきだった。

 

グウェントは途中から本気出してカード集めしたらもりもり勝てるようになった。北方領土デッキにヒーロー集め、おとりと医師で諜報員を並べ、気候と笛、ダンディリオンのバフて差をつける、みたいな戦術だった。途中でカードの収集具合によって、スケリッジ、ニルフガード、ワイルドハントも使った。

スケリッジは集合すると 5x3 くらいあつまって、一気に戦力差を作れる。そこに笛を吹けば優秀。天候が先に置かれていてもこちらが後出しなら近接と間接が切り替えられるので有利に事が運べる。

ニルフガード、引き分けて勝利できるので泥試合に強かった。意外と攻城 10 とか強カードがいる、諜報員多めってところで、火力と焦土作戦のコントロールが勝利のポイントだった。

ワイルドハントについては圧倒的集合力。カードが揃うまであまり強いと思わなかったが、吸血鬼、アラキス、妖婆が一気に揃うと 4x3 + 4x3 + 6x3 (取れていないカードもあるのでもうちょっと伸びるかも?)が並ぶ。さらに指導者で笛が吹けるので、一瞬にして 100 が見える。敵にやられるとクソゲー化も辞さない。近接ばかりなので冬将軍をされると厳しいが、数で押す。または意外と間接・攻城にも 6-8 が鎮座するので戦える。場にランダムな1体が残るのも非常に強力で、1-2ラウンドの出し方を調整すれば優位に事が運べる。

最後に北欧。刺青隊を3人並べるとそれだけで 12x3 という強力なユニット。ヒーローがいないと攻城がメイン火力になりがちだったので、天候操作のタイミングが結構重要だった。特にいうことないや。

 

まとめとして。

プレイ前は 60 時間くらいで終わるかなあ、と思っていたのが、とても良い意味で覆された。思っていた以上に豊富なサブクエスト、宝探し、討伐によって、終始飽きることのない冒険物語を楽しむことができた。

これは完全にロールプレイの問題なのかもしれないが、多様な見た目の多くの装備品があるのに、それを強制されず、中盤くらいからずっとウィッチャー装備・グリフィン流派一色で、ドロップ品がもったいなかった。もっと武器防具の耐久力の減りが高く、なんなら使い捨て生活でもよかったんじゃないかなあという気持ち。

システム上の面倒ポイントでいくと、圧倒的に小舟とオイル。特にスケリッジのゴミ収集の成果、小舟はもう乗りたくない。もうちょっと快適に収集できればなあ・・・。オイルもかなり面倒だった。敵ごとに分けて塗るのはとても面白いが、大体敵の種類を調べて、塗っていく。後半は幽鬼や飛竜はさほど問題ではなく、エレメンタルなどの精霊種が固くて面倒だったので、結果オイルは精霊ばっかり。

オイルについてはロールプレイの問題で、俺が、俺たちがウィッチャーだぞ!!!!って言ってプレイするべきポイントなんだろう。クエストでは自動的に目標として本を読めよ!とか、モンスターの情報を見ておけよって促されたり、足跡を見ていい感じに判断しているけど、本来のプレイする人がウィッチャーであればそれもプレイヤーが判断するべきだし、敵の種別も知っているべき。だからそれに応じてオイルも塗分けるべきなんだろうな。

エンディングがどうであれ、最初から最後まで、俺のウィッチャー像を貫き通すべき。完全にロールプレイして楽しむゲームだろうって思った。助けるなら助ける、倒すなら倒す。そこにとやかくといった話はなく、一貫した考え方や愛のありどころをもって、住民をはじめ、ゲラルトの仲間たち、各組織に属している人たちと会って、話をしていくべきなんだと思う。

僕の場合は、そこそこできていたが、それは中盤~後半にかけて。序盤から中盤はぶれてしまい、ゲラルトはいったいなんなんだ・・・?みたいな気持ちになっていた。どのタイミングかはわからないが、「人助けをなるべくする、無理ならしない、それによる別の被害が起きても気にしない、シリは過保護にせず彼女のやりたいように、気持ちを上げていく」というような気持ちで全体プレイをするようになってからはゲラルトが定まった。それによって女たらしみたいなゲラルトが出来上がったわけだが、それはまあ、それ。

そんなこんなでウィッチャー3はオープンワールドのロールプレイングゲームとして激推しする。その手のゲームが嫌でなければぜひ一度遊んでみたほうが良い Fallout やエルダースクロール、GTA、セインツロウあたりがハマるような人であればウィッチャー3もハマること間違いなし、サンプル数は1、僕がそうだったから。

ちなみにウィッチャー2など前作プレイ経験はまったくなかったがほとんど問題なかった。一部だけ、昔話が出てきて????となったが、ストーリー上大きな問題ではないだろう。前作プレイ経験があると、それ以上にもうちょっとだけ楽しめるのだと思う。

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