Windows ネイティブに動く php.exe を使って phpunit を動かしていたわけですが、どうにも –color をした時にカラーコードが反映されない。
いやそもそも Windows やんけ、という話は置いておき。
カラーコードが出来ないことで何か問題あるかってーとこれまた特にあるわけでもなく。とはいえ、あたまのいい人たちが何か考えてるでしょと思いながら調べたら解決した。
そもそもとして色が出るのは ANSI エスケープシーケンスに割り当たってるところに色定義があるからっぽい。 ANSI カラーコードとか、 xterm16 とか、そう呼ばれているっぽい。 背景的なところはわからなんだ。
ANSIエスケープコード - コンソール制御 - 碧色工房 ターミナルのANSIカラーの分布 - Folioscope ターミナル環境のTrue Colorとは?意味やMac、Vimなどの対応状況まとめ | Simplie Post
で、コマンドプロンプトでどうすんねん、についてはこれをつかうと出来る。
adoxa/ansicon: Process ANSI escape sequences for Windows console programs.
ANSICON provides ANSI escape sequences for Windows console programs. It provides much the same functionality as ANSI.SYS does for MS-DOS.
といった、説明のとおり Windows において ANSI エスケープシーケンスを実現するためのツール。 使い方はこんな感じ。
上に書いたリポジトリをダウンロード。適当な場所において、 32 ビット OS なら x86 を。 64 ビット OS なら x64 のフォルダをエクスプローラーで開く。そのフォルダのパスをコピーしておく。
コマンドプロンプトの起動。レジストリ登録をするそうなので管理者権限がよいようにみえるけど…。
フォルダへ移動
ansicon -i の実行
コマンドプロンプトを再起動する。これでカラーコードが使えるようになる。例えばこんな風に。
余談だけど cmder や Cygwin といったターミナルを使っていた場合は、内部でよろしくやっているので、特に何もしなくても出る。
cmder、タブが使えたり Linux のそれっぽく振る舞ってくれたりして便利ちゃんでおすすめちゃん。
Cygwin のそれみたいなもっさり感…?はない、と思うけど、Cygwin も昔さわった時にもっさりしてた気がするだけで、今は改善されているのかな…?どちらにしても結局のところ Windows なのはかわりないので、そういうところ気がきかないのね~~~みたいのがたまにあって、そういうときに辛みを感じる。