document.designMode = "On";

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わけあってリッチエディタについてちょろっと調べてみたら、なんと簡単にできるじゃないですか。 キーワードは「document.designMode = “On”;」

ここで必要なもの

  • Webブラウザ 最近のブラウザであればだいたい大丈夫です。 スマホは未確認です。
  • JSをさっくりと読める程度の力
  • HTMLをさっくりと読める程度の力

おおまかな手順

  1. HTMLを書きます
    <html><body>
        <button onclick="editor.execCommand('undo')">元に戻す</button>
        <button onclick="editor.execCommand('bold')">太字</button>
        <button onclick="editor.execCommand('italic')">斜体</button>
        <iframe>
        <script>
            editor = document.getElementsByTagName("iframe")[0].contentDocument;
            editor.designMode = "On";
        </script>
    </body></html>
  2. Enjoy!

なるほどわからん

  • <html> buttonとiframeがあるだけのHTMLを用意します。 button:ボタンを表示する iframe:フレームを用意して、別のページを表示する。
    </li>
    <li>&lt;button>
        <ol>
            <li>
                &lt;button onclick="editor.execCommand('XXXXX')">
                onclickは、クリックされた時の処理を書きます
    
            </li>
            <li>
                editor.execCommand
                editor変数に対して、execCommandという関数を呼びます。
                execCommandはdesignMode="On"(あとで説明)のドキュメントに対して使用できます。
                これをつかうと様々な"リッチな機能"を使えます。
    
            </li>
        </ol>
    
    </li>
    <li>&lt;script>
        <ol>
            <li>
                document.getElementsByTagName
                現在のドキュメント内に該当するタグを検索する。戻り値は配列
    
            </li>
            <li>
                document.getElementsByTagName("iframe")[0]
                iframe要素の0番目、ひとつしか無いからそれを持ってくるはず
    
            </li>
            <li>
                document.getElementsByTagName("iframe")[0].contentDocument
                iframe要素の0番目の中身のドキュメントを参照する
                iframe内は、別のWebページみたいな扱いなのでそういうことですね。
    
            </li>
            <li>
                editor変数にiframe内のドキュメントを投入しておく
                onclickイベントで簡単に書きたいのでこうします。
    
            </li>
            <li>
                editor.designMode = "On";
                documentオブジェクトに対して、designModeプロパティを"On"に設定することで、
                リッチなエディタができちゃいます。
    
            </li>
        </ol>
    
    </li>
    

限られた空間だけエディタ化したかったので、iframeを使いました。

おわりに

ボタンを増やして、 execCommandを増やして、 CSSとか書くとよいと思います。

参考

Mozilla におけるリッチテキスト編集 | MDN

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